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2018年7月

2018年7月28日 (土)

カタツムリの集合住宅

横浜・円海山の写真でなくて恐縮ですが、北京の慶豊公園での写真です。公園の中に文槐(wenhuai)という清の時代の文豪・曹雪芹がその木の下で詩を書いたと伝えられる槐の木があり、この木を囲むレンガ垣にカタツムリがたくさんいました。どうやら、このレンガ垣の隙間がカタツムリたちの集合住宅になっているようです。カタツムリは漢字では蝸牛と書きますが、中国語もまったく同じで蝸牛(woniu)です。これら写真のカタツムリは、日本のクチベニマイマイに似ているように思いますが、どうやら中国で北京華蝸牛(beijinghuawoniu)と呼ばれているカタツムリのようです。中国でもカタツムリは右巻きが主流のようです。

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北京のハラグロオオテントウムシ

北京の慶豊公園の文槐を囲むレンガ垣に、テントウムシが止まっていました。このテントウムシ、少し斑点の色が薄いのですが、斑点の数が上から2-6-6になっていますので、ハラグロオオテントウムシだと思います。中国語ではハラグロオオテントウムシは日本麗瓢虫(ribenlipiaochong)と呼ばれており、百度百科によると、分布範囲は四川省、チベット自治区、台湾、日本とされています。テントウムシは中国でも農業益虫とされており、特にナナホシテントウムシは害虫を食べてもらうために綿花畑に放されるそうです。

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花盛りの文槐

北京の慶豊公園の文槐というのは、この槐の老木を特別にそう呼んでいるものです。清の時代にはこの辺りには運河を利用して天津や更に南方に行くときに乗る船の波止場があり、この波止場を利用するときに人々がこの槐の木の下で休憩したり、食事をしたりしたとのことで、文豪の曹雪芹がこの槐の木の下で、飲酒しつつ詩を書いたことがあったという言い伝えから、この木は文槐と呼ばれるようになったそうです。曹雪芹は『紅楼夢』の作者ですが、不遇の中で幼子を失い、その翌年に39歳で病没した悲劇の人だったこともあり、今でも非常に人気のある文学者です。

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2018年7月21日 (土)

森林公園のチョウトンボ

横浜・円海山の写真でなくて恐縮ですが、北京の森林公園で撮った写真です。公園の池にチョウトンボがいました。チョウトンボはひらひらとチョウのように飛ぶトンボで、光沢ある緑青色の綺麗な翅をしています。円海山地域ではあまり見かけないトンボですが、北京の森林公園の池にはたくさんいました。チョウトンボは中国語では黒麗翅蜻(heilichiting)と呼びます。直訳すると「黒色の綺麗な翅の蜻蛉」になりますので、まさに翅の特徴がそのまま名前になったという感じです。百度百科によると、分布範囲は貴州、河南、山東、江蘇、福建、浙江、安徽とされているので、南方のトンボということのようです。

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北京のアカトンボ

北京の森林公園の湿地にナツアカネがいました。今、公園の中にはたくさんのアカトンボが飛び交ってはいるのですが、なかなか止まってくれないため、上手く撮れません。このナツアカネはたまたま湿地の中の板道のすぐ傍らの葦に止まっていましたので、撮らせてもらいました。ナツアカネは中国語では夏赤蜻(xiachiqing)と呼ぶそうで、まったく日本語と同じなのには驚きました。百度百科によると、ナツアカネの分布範囲は湖南、浙江、四川、台湾、日本、朝鮮半島とされていて、なぜか北京は含まれていません。

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ミンミンゼミかなぁ?

北京の森林公園は樹木が多いので、今は、あちこちからアブラゼミの鳴く声が聞こえて来ます。北京の街中ではセミの声を聞く機会があまりありませんので、こうしてアブラゼミの声を聞いていると、円海山地域のセミたちの声を思い出します。アブラゼミの声が聞こえるので、アブラゼミの写真を撮りたいと思い、声のする樹木を1本1本注意深くセミの姿を探しましたが、なかなか見つけることができません。ようやく枝にセミが止まっているのを見つけましたので、写真を撮らせてもらいましたが、このセミは翅が透明なので、アブラゼミではなく、ミンミンゼミではないかと思います。たまにミンミンゼミが鳴いているのを聞くこともありますが、北京ではアブラゼミの方が圧倒的に多いようです。ちなみに中国語では、アブラゼミを油蝉(youchan)、ミンミンゼミを昼鳴蝉(zhoumingchan)と呼びます。

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2018年7月14日 (土)

日壇公園のコシアキトンボ

横浜・円海山の写真でなくて恐縮ですが、北京の日壇公園での写真です。公園の池にコシアキトンボがいました。コシアキトンボは池の上を巡回して飛び続けるのが普通で、なかなか止まってくれません。この写真のコシアキトンボは、たまたま池にかかった橋のすぐ下のハスの茎の先で休んでいたのを見つけたものです。コシアキトンボは中国語では玉帯蜻(yudaiqing)と呼ばれています。玉帯とは「玉石のベルト」という意味なので、名前に高貴さがあってリスペクトを感じますが、これに比べて日本語の「腰空き」という呼び方は、少し馬鹿にしたような表現という気がします。

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ウンカの仲間?

北京の日壇公園の仲にある人工の山の遊歩道を歩いているときに、足元に飛んで来た虫がいました。よく見ると、セミのような身体をしていますが、すこし小型で且つ翅に透明感がないので、ウンカの仲間ではないかと思いました。後で少し調べてみましたが、結局、ウンカであるかどうかもよくわかりません。ちなみにウンカは中国語では飛虱(feishi)と呼ばれますが、農作物の害虫として、特に水稲に大きな被害を与えますので、非常に警戒されている虫です。日本でも被害が発生することがあります。ウンカは毎年、春先にベトナムの水田で発生してから、中国南部に移って、その後は、日本の九州へと、水稲の田植えの時期の順序に従って、だんだんと北上して来ます。時には気流にのって1000キロ以上も飛ぶそうで、農業関係者には国際的害虫として恐れられています。

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2018年7月 7日 (土)

スイレンの花とハスの花

横浜・円海山の写真ではなくて恐縮ですが、北京の慶豊公園で撮った写真です。公園の池にスイレンの花とハスの花が咲いていました。スイレンもハスもスイレン科の多年草で、花の形も似ていますし、咲く場所も時期もほぼ同じなので、紛らわしいと言えます。スイレンの花が水面に浮かぶように咲くのに対して、ハスは水面から少し高い位置で咲く点と、ハスの花の中には花托と呼ばれるシャワーの噴水口に似た大きな雌しべがある点が違っていますので、よく見ると区別がつきます。ちなみに中国語では、スイレンは睡蓮(shuilian)、ハスは蓮(lian)ですから、日本語とまったく同じです。ハスの花托は、中国語では蓮座(lianzuo)と呼ぶそうです。上の写真はスイレンの花で、下の写真がハスの花です。

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ガマの穂

北京の慶豊公園の池にガマの穂が並んでいました。ガマはガマ科の多年草で、夏にろうそく形の褐色の穂を着けます。この穂は、昔は布団の芯に入れたり、油をそそいでロウソクの代用にしたりしたそうで、またガマの葉は編んでムシロにしたそうですから、ガマは非常に有用な植物だったようです。中国語ではガマのことを香蒲(xiangpu)と言います。ガマの穂は中国語では花(hua)とか苞(bao)と呼ぶようですが、穂も香蒲(xiangpu)と呼ばれることがあるようです。

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北京のアメンボウ

北京の慶豊公園の池にアメンボウがたくさんいました。アメンボウはカメムシ目アメンボウ科の昆虫で、日本では水のあるところには必ずいるというような普通の虫ですが、これは北京でも同じです。アメンボウは中国語では水黽(shuimin)とか水馬(shuima)と呼びます。黽という字は珍しい字ではありますが、日本語にも使われる字だそうで、音読みでは「ビン、ボウ、ベン」と読み、訓読みでは「つとめる」と読むとのことで、もともとはカエルやスッポンの仲間を指す漢字だったようです。水の上を自由に動き回ることができる動物はアメンボウだけなので、子どもの頃は、アメンボウが非常に羨ましく思えました。今でも、アメンボウを見るたびに、その技に感心させられます。

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円海山動植物アルバム

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    ブログに掲載しなかったけれど、眠らせておくのはもったいないと思った写真をアルバムにしてみました。